有田焼の歴史
有田焼とは
日本一歴史ある磁器
| 有田焼 写真1 | [有田焼]とは、佐賀県の有田町や大川内山を中心に焼かれている、日本一歴史ある磁器です。(現在では陶器も焼かれています。) 磁器とは、陶器が土から成形されるのに対し、石の粉末を加えた粘土で形成されます。 基本的に陶器よりも高温(1,200度前後)で焼かれる為、よく焼締り、 硬く白色です。 また、多くは釉薬を施されるため、ガラス質化し吸水性が無く、指でかるくはじくと高く澄んだ音がします。 |
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磁器の始まり
日本で初めて磁器が出来たのは1616年。
有田の泉山で原料となる鉱石が発見され、朝鮮人の陶工“李三平”により創られたと言われています。有田焼は"伊万里港"から日本全国へ出荷されたため、 [伊万里焼]とも呼ばれるようになりました。
オランダ東インド会社(VOC)の帆船で、初めてヨーロッパへ輸出されたのは1959年。
江戸時代の鎖国政策時に、唯一世界に向けて開港していた長崎県の"出島"に近かった有田は、世界的な磁器の産地として瞬く間に発展していきました。日本国内だけでなく、海外の王侯貴族を深く魅了した有田焼は、後にマイセンなどの名窯を生む礎ともなったのです。
有田焼の種類
たくさんの種類がある有田焼ですが、製造時期や様式などにより[初期伊万里]・[古九谷様式]・[柿右衛門様式]・[金襴手(きんらんで)]などに分別されます。
また、これらとは別系統で献上用の極上品のみを焼いた作品があり、藩窯で鍋島藩のものを[鍋島様式]、天皇家に納められたものを[禁裏様式]と呼ばれています。
有田焼の現在
| [現在、伝統様式の継承や昔の焼成技術の復元、斬新でモダンな作品の創作など、様々な活動が窯元・作家の手により行われています。その他にも後継者の育成、優れた作品を保存する為の美術館作りなど、地域をあげて取り組まれています。 こうして400年という長い伝統がひとつひとつの器に息づき、今も尚、多くの人々を魅了しています。 |
有田焼 写真2 |
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